新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

南極の氷が語るもの

3月31日号のFinance and economicsでは、世界的好景気を反映してか、借りられる金は借りたもの勝ち、というような話や人手不足の解決策として年金受給者の再雇用(年金と給与の二重払い、で人を確保)、なんて言う話が踊っています。Economic focusは大手レコード会社同士の競争関係と合併は通常の業界とは異なる扱いを受ける(音楽は基本的にひとつづつ異なるものなので、競争的代替性が弱い→合併も認められやすい)という話。

Science and technologyのスピンオフでしょうか、Briefingとして南極観測の歴史と役割の話が詳報されています。曰く、かつてはヲタク的な研究テーマだったものが、いまや気候変動の対策を考えるための過去を知る手がかりとして、南極の氷や地層の分析による古代の気候の解析が大変重要な意味を持つようになってきている、とのこと。

Obituaryは、「UFOに誘拐された男」、ロバート・テイラー氏が88歳で他界したことを知らせています。って、この手の話、最近聞かなくなったと思いません?

ということで、今年もはや、第一四半期が終わってしまいました。