新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

代わるものがない?

4月21日号のThe EconomistはAsiaのコラムで最近の安倍政権が苦境にあることを簡潔に伝えているのですが、その切り口は支持率低下でもスキャンダルでも野党の攻撃でもなく、自民党内が揺れているというもので、その意味では日本のメディアとちょっと目の付け…

ドイツ、確かに手強そうかも

The Economist4月14日号のLeadersトップ記事とSpecial reportは、ドイツがテーマです。先ごろようやく連立政権が発足したニュースは国内メディアでも取り上げられていましたが、The Economistが見るドイツは日本のメディアが伝えるそれとはちょっと違ってい…

ハンガリーの選挙について思ったこと

The Economist誌4月7日号のEuropeはトップ記事でハンガリーの総選挙に関する予測記事が出ています。 www.economist.com 日本のメディアで速報されているとおり、与党が圧勝してオルバン首相の続投が決まったというニュースは耳にされた方も多いと思います。…

50年かけてもなお

ネットでは4月7日号が流れているThe Economistですが、Leadersは殺人の増加、フランスのストライキ、データセキュリティ、増える中国のエアライン、イギリスの男女間賃金差問題というラインナップで、まあそうだねという感じで眺めています。 目についたの…

米中貿易戦争なるものの実態は

3月31日号のThe Economistは、Finance and economicsの中で、米中間の貿易を巡る最近の動きについて俯瞰的な分析をしてくれています。 https://www.economist.com/news/finance-and-economics/21739726-it-undermining-rules-based-trade-order-and-could-st…