新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

EUの目指すもの

10月27日号のCharlemagneでは、先週ポルトガルのリスボンで開かれたサミットで設置が決まった三つの機能、すなわち既存のポストを統合する形で作られる欧州外務大臣と、欧州委員会(European Council)委員長、欧州評議会(European Commission)委員長の三役が…

お父さんそっくり!

10月27日号の各地域のニュースを読み進めてゆくと、いくつか興味深い記事に出くわしました。United Statesでは、未だにハリケーン・カトリーナの爪あとに苦しむルイジアナ州の知事・上院議員選挙と非白人共和党知事の健闘の話、ブッシュ現大統領の双子の娘の…

The Economistの読み方、について

10月27日号のLeadersは軍事侵略による破壊ではなく復興や社会建設も視野に入れた軍事力の再整備に関する議論、ヨーロッパ条約と名を変えた欧州憲法への各国の反応、選挙で与党が負けたポーランド、不透明感を増す国際金融市場、ラグビーW杯を制した南アと人…

アメリカの北と南を見れば

10月20日号ですが、Lexingtonのページでノーベル賞を受賞した元アメリカ副大統領アル・ゴア氏と大統領選挙を巡るさまざまな憶測についての興味深い記事があります。さまざまな意見があるなか、「結局彼は2008年の大統領選挙には出ないだろう、そもそも大統領…

安全保障への取り組み

10月20日号は持った感じが久しぶりに分厚いな、という気がして見てみると、世界経済に関する特集記事が組まれていました。サブプライム問題からこのかた、一部には問題が一段落したと見る向きもあるようですが、この問題が投げかける「リスク分散」への構造…

ライバル、逝く

10月13日号のObituaryは、アメリカの経済雑誌Forbesを大きくした功労者、ジム・ミッチェル氏の逝去を伝えています。「短く、読みやすく」を合言葉に投資家のための情報を前面に押し出した同誌は、氏の在任期間中に発行部数を六倍に伸ばしたのだとか。かつて…

人類の進化と人間の行動

10月13日のScience and technologyで見たコラムは面白かったです。おじさんの行くナイトクラブのサブカルチャーについての科学的分析、ということだそうで。小難しい話に見えるのはThe Economist一流のシャレだと思うのですが、かいつまんで言うと以下のよう…

航空産業の今

10月13日号のBusinessのあとのBriefingでは、シンガポール航空に納入されたエアバスインダストリーズ社の二階建て超大型ジェット機A380を巡って、航空機メーカーと航空会社の勢力図の変化などについて詳報しています。曰く、超大型市場はA380の一人勝ちだが…

イノベーションについて

10月13日号の特集記事は「イノベーションについて」ということで、産業全体にとってのイノベーションが持つ意味合いや、地政学的な最新の情報など、密度の濃い記事で大変興味深いです。が、やはり製造業の持つ本来的な役割やイノベーションとの関係など、洞…

カトリーナの爪あと

ハリケーン・カトリーナの名前は、政策レベルで地球温暖化対策のモニタリングに関する書き物などを読んでいると、「なぜアメリカで温暖化対策に対する議論が高まったか」という謎解きの部分でよく出くわします。もう一つ、アイヴァーンという名前のハリケー…

中国の田舎について

10月13日号のLeadersは、中国の田舎についての記事から始まっています。そのほかは、裸の王様となる懸念が漂う英ブラウン首相、方向性が見えたパキスタンの政局と憲法をないがしろにしたムシャラフ大統領への批判、金融業界最大の買収案件となったABNアムロ…

変わるインド

10月6日号はBusinessのあとのBriefingで、発展を通じて変容しつつあるインドの社会とビジネスについて詳報しています。これが今週は一番面白かったかな。最大の変化は不可触賎民とも呼ばれたdalitという最下層のカーストや、それよりはマシでもやはり差別さ…

さもありなん、という疑念

10月6日号のEuropeにはLeadersにも出ていたロシアのプーチン大統領の後継と噂されるヴィクトル・ズブコフ氏の首相就任を巡ってささやかれるプーチン大統領の延命プランについての観測記事が出ています。かつて部下だった無名で年上のズブコフ氏を抜擢し、「…

やっぱりクリントン?という観測

10月6日号のLeadersは、クリントン優勢が続く米民主党大統領候補争い、ミャンマーの混乱、ロシアのプーチン大統領とその後継選び、インドの下層カーストとビジネスの関係、アメリカのサブプライムローン問題と住宅専門金融会社の関係について、でした。Lette…

先祖の記憶

9月29日号のScience and technologyで面白かったのは、人は車や建物を見つける能力より、「動物」を見つける能力が勝っている、それはたとえ都会で暮らしていて野生動物を見たことのない人でも同じだ、という記事でした。まさに動物を狩り、動物を警戒して生…

報道されない・・・

9月29日号のBusinessには一寸目を引く記事が満載です。まず、中国製のおもちゃに含まれた磁石や鉛入り塗料の問題で、「マテルが中国側に謝った」という記事ですが。あれっ、と思ってよく読むと、子供が飲み込む惧れのある磁石はマテル側の設計ミス、塗料はマ…

It’s a small world?

9月29日号を読み進めています。世界のトピックを読み終えたところでざっと振り返ると、好調なカナダ経済、アメリカに引っ張られるメキシコ経済、自分が作った刑務所に入るかフジモリ元ペルー大統領、油田開発の話が進むギアナ、ヒズボラへの不信感を抱きなが…

ヒラリー優勢か

9月29日号は、Leadersでミャンマーの民主化要求デモ、強くなった中国経済、フランスと欧州中銀の通貨政策を巡る対立、英ブラウン政権の最近、スプートニクから50周年を迎える宇宙開発等。読み進める中で目に付いたのは、アメリカ大統領選挙に向けて着々と準…