新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

M&A対応・中国版

7月19日号のBusinessです。ちなみにネットではすでに26日号が出ているので、前週号を呼び出して読んでいます。 特集記事でアルカイダにどのように対応するかというのがあり、こちらも面白いのですが、ビジネス関係で気になったのが、中国で新たに施行される…

250億ドルのすごさ

7月19日号ですが、Asiaで目に付いたのはオリンピックが近くなり、ぴりぴりしている雰囲気の北京と中国ですね。案の定、昆明で爆弾事件がありましたが。新疆ウィグル自治区でのテロリスト容疑者の確保や、外国人の来そうなレストランでの犬肉撤去指導など、日…

貧困とアメリカ

7月19日号、United Statesです。一見、あまり関係なさそうなタイトルですが、ニューヨークのブルームバーグ市長が、貧困層の定義を「平均的家計支出の80%以下の稼ぎしかない人」と再定義したら(これまではさまざまな閾値で判断していた)住民の23%(これ…

国外での人気・不人気

7月19日号をネットで読んでます。またまた出張で、印刷版の配達前に家を出てしまったためですが。まずは何といってもLeadersに出てきたオバマ候補の話でしょう。ヨーロッパでもロシアでも、マケイン候補に対して圧倒的な支持率がオバマ氏に集まっているのだ…

国際線ターミナルからのご搭乗になります

7月12日号のAsiaは、中国と台湾の接近について。この7月から北京と台北の間を定期便が飛ぶようになったのだそうですが、中国政府の決まり文句「台湾は中国の一部」とは異なり、出国手続きや登場ターミナルのすべては外国旅行のそれだそうで、中国人ツアー客…

クラブ・メッドヘようこそ

7月12日号Leadersのトップは、Club Medというタイトルで地中海沿岸諸国の経済発展と、ヨーロッパから見た地域経済活性化の意義についてです。実はちょっと前から(もう4年くらいになると思いますが)この地域はちょっとしたブームが来ていまして、The Econom…

ハメルショイについて

7月5日号のBooks and artsですが、デンマークの写生画家、ヴィルヘルム・ハメルショイが紹介されていてちょっとドッキリしました。最近テレビのCMでフェルメールが注目されていますが、ハメルショイの描くヨーロッパの家屋とその周りは、感じる懐かしさが…

次はどこ?

7月5日号のEconomic focusです。日本では少し前に注目されたキャリートレードと為替相場についての分析でした。興味深かったのは、なにも円だけではない、世界のどの通貨でも金利差が激しければキャリートレードの目標にされると言うこと。次は、というくだ…

彼の奥さん

7月5日号、Asiaではタクシー接待をスキャンダルとして取り上げた日本のことが囲みで小さく載っていました。 それとは別に興味深かったのは、Better halfではなくBitter halfだと言われているミシェル・オバマ夫人のお話でした(Lexington)。オバマ氏が、「黒…

格闘―影響力を求めての

7月3日号です。なにせ忙しくて、時間が取れない日々が続きます。もう少しなんとか時間をやりくりしてうまくブログをつけたいものですが。閑話休題、トップ記事の後のBriefingは、G8サミットにひっかけて国際社会のなかで影響力を行使しようとするWest(西側…

さよならビル・ゲーツ

6月28日号を読んでいます。相変わらずの忙しさで遅くなったのですが、今週目に付いた記事といえばやっぱりLeadersのトップを飾ったマイクロソフト会長のビル・ゲーツ引退のニュースでしょう(CEOのスティーブ・バルマーが以外と古くからマイクロソフトにいた…