新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アップルカー?

9月26日号のbusinessには、コードネーム"Titan"というアップルの社内プロジェクトが600名もの自動車エンジニアを抱えて、2019年と噂される「アップルカー」の発売に向けて動いていることについての論評記事が出ています。 今月の初めだったか、ネットで評判…

ディーゼルエンジンの今後は

ネットでは9月26日号が流れています。 Leadersのトップ記事はフォルクスワーゲン社を襲ったスキャンダルの話です。日本でも広く報道されている話ではありますが、世界で販売された数多くのディーゼル車には、燃費テストのときだけ窒素酸化物(NOx)排出を抑制…

電気飛行機

今日は9月19日号のScience and technologyに出ていた面白いお話を。飛行機でも、自動車のように電気を推進力に使えないか?と言う取り組みが欧米で進んでいるようです。エアバス社はすでに実験機を飛ばし、NASAも「分散型電気推進力」とかいう、翼に小さなプ…

迎える方は

今日から中国の習近平主席がアメリカを訪問する、というニュースは、ラグビー日本代表の番狂わせもあってか、トップニュースと言う扱いではないものの、日本のメディアでも頻繁に報じられていますね。9月19日号のThe Economistでも、Chinaの中の一記事ではあ…

4億7千2百万人の中間層市場

昨日に引き続き、9月12日号の特集記事で中国市場の今後について読んでいます。目についたのは、その市場規模をあらわした数字の変化です。2010年に4千7百万人しかいなかった、いわゆる中間層(電話と冷蔵庫とクルマを持てる層)が、2020年には10倍に膨れ上が…

縛られたイノベーション

9月12日号の特集記事、Business in Chinaを読んでいます。The Economistが言いたいことは、最近の株式急落にもかかわらず、中国ビジネスにはまだまだ高い潜在力がある、ということのようです。 例によって、イノベーションについての書きぶりは間接的、とい…

中国の、ビジネスとは

ネットでは9月12日号が流れています。今週はチャイナビジネスの特集記事が載っていて、Leadersにもサマリー記事が出ています。それによると、中国でも民間企業は頑張っているようで、ビジネスプロセスの合理化による効率化が得意なのだとのこと。具体的には…

サカナネタ、二連荘

9月5日号のBooks and artsには、主に北ヨーロッパが中心ですが、ニシンを巡る歴史をまとめた本の紹介が出ています。昨日魚の話を書いたので、ちょっと目に留まったのですが、北欧・スカンジナビアやイギリス、アイルランドあたりの人々にとってはその歴史を…

漁の東西

The Economist9月5日号のScience and technologyには、最近日本のニュースでも良く取り上げられる漁業資源の枯渇問題に関する興味深い話が出ています。それによると、ヨーロッパでは漁業に関して主に資源保護のため、あれこれ規制が存在しているようなのです…

軍事パレードの意味するもの

ネットでは9月3日号が流れています。 表紙とLeadersのトップは大統領選挙を来年に控えたアメリカについての話題ですし、Leadersのその他の記事もアジアのそれではありません。それでも昨日北京で行われた軍事パレードに関する記事は、Chinaにしっかりと出て…

コアコア

8月29日号のFinance and economicsには、28日に発表された日本の物価統計に関する論評記事が出ています。全体のトーンとしては、デフレ回帰を懸念するような内容になっていますが、日本国内でも報じられているとおり、日銀が消費者物価指数から値動きの激し…

富裕層の旅行

8月29日号のInternationalには、変質する富裕層の旅行についての分析が載っています。それによると、同じ富裕層と言っても出身国や年代、生まれたときからお金持ちだったか、あとからそうなったかなどによって、旅行に出た時のおカネの使い方がちがうのだそ…