新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

クリスマス特集号は

12月22日号はクリスマス特集号ということで、特集記事が目白押しの140ページ版です。水曜日からleaveに入ってしまうので、どこまで報告できるかわかりませんが、機会があったら是非アップしたいと思っています。さて、Leadersですが業務危機が忍び寄る世界の…

ヨガブーム?

12月15日号のビジネス・経済関係で目に付いたのはカナダの衣料メーカー、ルルレモン社に関する話です。ヨガをやる人向けの衣料と器具を販売している同社はヨガを中心とするライフスタイルの提案に先駆けたため、今年7月の株式公開から高値を続け、10月には最…

南ア与党の勢力争い

12月13日号の地域記事で目に止まったのは南アANCの党首選に関する記事でした。実はもう結果が出ており、ズマ元副大統領が党首に選ばれたのですが、憲法上ムベキ現大統領の再選がないことから同政権のレイムダック化は不可避の状況となっています。ここか…

イラクとアフガン

ここ数日、IE6で「はてな」を開くとトラブルによる強制終了が起きると言うトラブルに見舞われ、ブログの更新ができませんでした。IE7に乗り換えてようやく書き込みが可能になりました。さて、12月15日号です。Leadersはプーチン大統領の院政がうわささ…

囲碁のように、じわじわと

12月8日号はAsiaの地域記事で福田政権を取り巻く状況を概観して「囲碁のような動き」と評しています。衆参逆転、テロ特措法期限切れ、大連立の失敗、予想される早期解散その他その他・・・なにか、とても難しい状況が複雑に絡まっていて、それはあたかも碁盤…

チャベスの憂鬱

12月8日号はLeadersが高騰を続ける世界の食料市場、ベネズエラで大統領の終身制を問う国民投票が不調に終わったこと、ポルトガルで開かれるEUアフリカサミットに出席するムガベ・ジンバブエ大統領とこれを忌避するブラウン英首相、イランの核開発が本格化す…

新しい日本のビジネスモデル

12月1日号の特集は、20ページに渡ってBusiness in Japanというタイトルで、日本のビジネス慣習の変化がもたらす新しい成長モデルについて報告しています。基本的には雇用形態の変化を「アングロサクソン化」と捉え、派遣や転職の一般化を競争力を増すための…

長期政権の崩壊

12月1日号の地域情報で目が留まったのはやはりオーストラリアのハワード自由党政権が総選挙で負け、新たに労働党が政権についたことでしょうか。新しい首相となったルッド氏はかつて北京で仕事をした経験があり、「マンダリン(中国語)の話せるおそらく唯一…

ハケンの評判

12月1日号の特集はJapanese Businessについて、ということでLeadersにも前振りが載ってます。曰く、派遣労働の制度が行き渡ったことで新たなビジネスモデルが定着、企業は競争力を回復した。。。とさえ読めるような頭出しです。ま、分析はそこまで単純ではな…

ナノテクの影

11月27日号、Science and technologyの直前のBriefingは、ナノテクがもたらす道の危険性について、すなわちカーボンナノチューブは人体に安全か、殺菌に使われるナノサイズの銀の粒子が危険ではないかについて、研究はされているものの全てがわかったわけで…