新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

シリア難民が生むかもしれない価値と、移民に対する社会的寛容というアメリカの持つ資産について

The Economistクリスマス特大号のUnited Statesには、これまで歴史的に多くの貧しい移民を受け入れ、先住者たちとの軋轢を克服し、そしてそれを力にしてきたセントルイスの事例が紹介されています。 古くはドイツからの移住者とアイルランドからの移民との緊…

神話の産業化

12月19日号のThe Economistは、Leadersのトップ記事と巻頭近くのBriefingの両方で新作のスターウォーズを制作した米ディズニーの事業戦略について、同誌一流の分析を加えています。 その中で、特に着目されているのがアニメで競争力を持つピクサー、アベンジ…

冷静に考えてみれば

ネットでは、12月12日号が流れています。 Leadersのトップ記事は、アメリカ大統領選挙に加えてフランスをはじめとする欧州諸国でも勢いを増す右派、もしくは保守強硬派の政治家たちについての話が出ています。 米共和党のトランプ候補は、第二次大戦中に日系…

それでもアメリカを、うらやましいと

12月4日号のUnited Statesには、来年の米国大統領選挙に向けた各党候補者選びの中で依然として共和党のトップを走るドナルド・トランプ氏についての記事が出ています。 黒人とヒスパニックを侮蔑し、イスラム教徒はテロリストだと決めつけ、身障者を馬鹿にす…