新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第三の矢と、歴史にささった棘

6月28日号の表紙は弓に矢をつがえようとしている安倍総理の図案です。そしてLeadersとAsiaには、アベノミクスの現状と今後に期待する、というThe Economistの意見記事とも取れる内容の記事が出ています。 国内ではアベノミクスの第三の矢よりも、どちらかと…

遠因

ネットでは6月21日号が流れています。 Leaders のトップは際限なくそのビジネスの守備範囲を伸ばすアマゾンドットコムについて。そしてその次は、先日も書きましたがイラクで猛威を振るうISIS ( Islamic State of Iraq and Greater Syria)について、となって…

ISISというんだそうです

ネットでは、6月14日号がリリースされています。 Leadersのトップ記事は、イラク北部を制圧したアルカイダ系の過激派組織(日本のメディアではこう呼ばれています)であるIslamic State of Iraq and Greater Syria (ISISというそうです)について、内容的に…

苦戦する日本の高級車

6月7日号のBusinessには、世界市場で苦戦するレクサス、インフィニティ、アキュラの三ブランドについての分析記事が出ています。それによると、レクサスは確かに北米では成功したが、中国をはじめとする他の大市場では欧州勢に大きく水をあけられていて攻勢…

The Economistがワールドカップについて書けば

ネットでは6月7日号が流れています。表紙とLeadersのトップは、ある意味で当然といえば当然なのですが、FIFAワールドカップについてのものです、しかしながら流石The Economistだけのことはあって、そのタイトルは「美しいゲーム、汚いビジネス」と(汚い、…

アジアの、本格的な台頭について

5月31日号のLeadersトップ記事および特集記事は、アジアの大企業が本格的な攻勢を取りはじめることについての分析で、期待と警戒が入り混じった言葉が並んでいます。中国をはじめとして、これまで続いた高度成長時代が一段落し、労働集約型事業における投資…