新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マージャン的歴史観

ネットでは11月30日号が流れています。 Leadersのトップはイランの核開発問題に関する米英仏独中露6か国との合意についての解説、続いて中国による防空識別圏の設定問題、電子マネーの拡大、EUとの関係を模索するウクライナ、ドイツで成立した大連立政権とそ…

The Economistは中国による防空識別圏設定をどう見ているかというと

ちょっと番外ですが、The Economist電子版から関係する記事を拾ってみました。 それによると、事実関係の整理とともに「中国側は、結局トラブルを避けたいアメリカと日本が中国による防空識別圏設定を事実上受け入れざるを得なくなると読んでいるようだが、…

圧倒的であるということの意味

11月23日号の特集記事はアメリカの外交政策についてなのですが、好調な国内経済とは裏腹に、内政・外交の両面で試行錯誤を続けるオバマ政権にとって、超大国として圧倒的な外交力を誇ってきたアメリカの今後を占ううえで多くの懸念材料があることを記事は改…

動かないと

11月23日号がネットで流れてますが、トップは内政面でまたコケたオバマ大統領についての記事です。日本では、やや淡々と報道された気配がありますが、鳴り物入りで導入されたオバマケアのウェブサイトが不具合でうまく動かなかったことがそれです。大統領本…

美の進化

The Economist 11月16日号のScience and technologyによれば、人類(に限らず、動物)は、世代を経るごとに「美しく」なるのだそうで。 どういうことかと言うと、ロシアで50年にわたって行われた追跡調査(ただし、対象はキツネ)によって、野生動物を家畜化…

したたかな

11月16日号のFinance and economicsには、懸念される中国の不動産バブル崩壊に関する興味深い記事が出ています。つみあがる債務と売れ残る住宅件数は右肩上がりで、懸念は日増しに高まっているそうですが、当事者の間には一定の自信も窺えるようです。 いわ…

レゴがアジアで伸びてる訳

11月16日号のBusinessでは、シンガポールで人気のbrick4kidsというレゴを使った幼児教育ビジネスの話が出ています。もともとは、デンマークにあった業態のフランチャイズだそうですが、「教育熱心な」アジア市場で成功したと言うのがThe Economistの見方です…

ケースバイケース

11月16日号のBusinessには、Yahooの新しい社長さん(女性です)が信賞必罰式の人事体系を導入したことに対して、Microsoftはチームワークと協力を重視した評価体系(個人のパフォーマンスによるランク付けはしない)を取っていることを比べ、それぞれのあり…

見たままの

ネットでは11月16日号が流れています。Leadersは、といえばフィリピンを襲った台風30号(英語ではTyphoon Haiyanと呼びます)が二番目に来ていて、トップはbriefingでも取り上げられているのですが、世の中ありとあらゆるところに取り付けられるようになって…

欧州に迫るデフレ危機

11月9日号のFinance and economicsでは、直近の経済指標からユーロ加盟各国のインフレ率が近年に比較して低下する傾向にあり(対前年同月比で9月は+1.1%、10月は+0.7%)、このままではデフレに移行することもありうるという懸念が報告されています。アメリ…

ホンネとタテマエ

11月9日号のSchumpeterは、アベノミクスの三本目の矢に含まれる強烈な賃上げ要請と、雇用流動化を望むがゆえにホンネでこれに抗するわけにはゆかない大企業の経営者たちについての観察記事となっています。日本経団連に代表される「財界」の方々も、多くはせ…

中国イノベーション

11月9日号のBusinessには、こんど中国で始まる先進的なユーザー参加型オンライン動画プログラム(英語ではThe Goddess Office)に関するちょっと興味深い話が出ています。インターネットのみで提供されるこの番組は、美人の人気若手女優4人が共同生活をする中…

ドロドロです

11月9日号のAsiaには、来年1月に迫った総選挙を控え、2009年に起こった国軍による反乱で逮捕された被告に対する有罪判決が、不人気な与党を率いる現政権によって政争の具に使われそうなバングラデシュの現状を報告する記事が出ています。 国民には結構優秀な…

中央集権化、が持つリスク

11月9日号のAsiaは、内戦終結後の安定に伴い外資流入が続くスリランカについて、その内政が抱えるちょっとした懸念を紹介しています。 インフラと観光に世界の投資が集まる中、現政権が志向する中央集権化への流れは復興が進む北部を含めて再び内政の不安定…

いずこも同じように

ネットでは11月9日号が流れています。 Leadersのトップは、特集記事の紹介でもあるのですが、今後のイギリスをどうするか、という政策の大きな方向性を問うもので、The Economistお得意のマクロ的な視点での議論を通じて自由化がもたらすであろう便益を説明…

金融機関ブルース

11月2日号のFinance and economicsには、欧米で高まる金融機関へのコンプライアンス順守に関する圧力と、その厳しさについての記事が出ています。その厳しさや反論機会の難しさのためか、満足な反論をせずに示談ですませたり、簡単に課徴金を受け入れる例も…

見えていてもできない

ネットでは11月2日号が流れています。 Leadersのトップ記事は、11月上旬に予定されている中国の共産党中央委員会第三回全体会議に向けて、習近平政権が目指すべき経済改革の方向性に関する論評となっています。 間接的な表現ながら、国営企業の改革立ち遅れ…