新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

遙かなり

10月26日号のScience and technologyには、恒星間宇宙飛行に関する研究の一端が紹介されるとともに、そのあまりにとてつもない規模を前に何らの実現可能性を導き出せない今日の科学のありようと、それでも未来へと目を向ける科学者に対するあたたかい見方に…

事故のその後

10月26日号のBusinessでは、ビル崩落事故の記憶がまだ新しいバングラデシュの繊維産業に関するその後についての記事が出ています。それによると、崩落事故後も火事などによって繊維工場が被災する例は後を絶たないのだが、値上げしても依然として安い賃金や…

息詰まるほどの

10月26日号の特集記事はThe Koreasということで、タイトル通りなら南北朝鮮についての詳報が期待できるところではあるわけですが、北朝鮮の詳しい情報については、さすがのThe Economistにとっても簡単に手に入るものではなかったようで、記事の中身は主に韓…

660万人の憂鬱

10月26日号のAsiaでは、ASEANの小国・ラオスにおける外国人による土地所有問題と、かの国が抱える根源的な悩みについての記事があります。外交的に日本はASEANを重視する、と言ってはいるものの、個別の国が抱える問題のあれこれに注目しようという流れはな…

圧縮と解凍

ネットでは10月26日号の記事が流れています。Leadersは、アメリカ経済と法人税の話、慢性化したユーロ危機と企業債務の話、そしてThe Economistとしては珍しく韓国の話で始まっています(今朝からまだこの3本しか読んでません)。韓国については今週号の特集…

香港の憂鬱

10月19日号のFinance and economicsには、知っていそうで知らない人もいると思われる香港ドルの実像と、香港が直面するインフレ圧力についての読み解きが出ています。 香港ドルは、1983年以来今日にいたるまで、米ドルとの為替レートが固定されていまして、…

期待の星

二日続けてインドネタで恐縮ですが、10月19日号のSchumpeterには、インドの名だたる大企業経営者が、「次の首相」「決めることのできる政治家」として期待するナレンドラ・モディ氏を巡るあれこれについて、なるほどと思える話が載っています。 「ナモ」とあ…

神が退くとき

10月19日号のAsiaには、日本でほぼ全くスルーされているのに東半球全体では大変多くのファンから好かれているスポーツにおいて、神と崇められたスーパースターが引退する件に関する記事が出ています。おそらく日本のメディアは一顧だにしないそのスポーツと…

撃て、シンゾー

10月5日号のLeaders、トップはアメリカの政府機能停止についての記事ですが、三番目に日本の消費税引き上げに関する論評が出ています。批判めいた記述はないので、さしあたり妥当なものと受け止められているようですが、やはり一番言いたいことは、そしてそ…

景気刺激と緊縮と

9月28日号のSchools briefは、先進各国共通の課題ともいえるリーマンショック後の財政再建への見通しについて、厳しい見方を書いています。いわく、景気刺激策としての財政出動に加えて、各国とも税収の低下が財政をさらに悪化させていること、したがって減…

新たな産業振興の、別な形

9月28日号のBusinessは、日本ではちょっと考えられない新しい産業振興の在り方について、アメリカのとある事例を取り上げています。 昨年、コロラド州とワシントン州で嗜好品としての大麻が合法化されたのだそうですが(マリファナではありません。大麻です…

米中関係を俯瞰すると

9月28日号のBanyanは、現在の米中関係について緊張の中にも相互に関係改善を模索している様子が見てとれます。王毅外相とケリー国務長官の対話の中で「敏感なことや同意できないことなど、話しづらいこともフランクに話し合うことで誤解が誤算につながること…