新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲーム業界もまた

12月20日号のBusinessです。ビデオゲーム業界に関する記事で、面白かったのは不況で外出が減ると、Staycationという在宅バケーションが増え、結果ビデオ業界が不況知らず、というおハナシですかね。でも実際はプログラムを作るメーカーなどでレイオフがあっ…

根深さ

12月20日号のAsiaには、"United against the wrong enemy"と題してムンバイの同時多発テロ事件に関連して、いわば逆切れ状態にも近いパキスタンの現状が報告されています。ようやく犯人探しに着手したものの、反ヒンズー的「聖戦」は教育機関にあって半ば公…

危機の次に来るもの

2週間ほどのご無沙汰です。出張で寒い所に行ってたものですから。さて、12月20日号はクリスマス特集ですが、それよりも目についたのはやはりLeadersの, Fare well, free trade (自由貿易よさようなら、と自由貿易にはカネがかかる、をかけたもの)であり、バ…

11月29日号特集 ロシアについて

The Economist 今週号のロシアに関する特集は一読の価値があります。昔冷戦時代にH.Smithの書いた「ロシア人」という本を読んだことがありまして、今回の記事を読んでいて、その時「さすがベストセラーになる本は違うなあ」と微細かつ深遠な洞察に驚いたこと…

11月29日号前半

今週は、インドの悲劇とタイの混乱のニュースが目立ちますが、前半を通読して目立つのはイラク政府がアメリカ軍の駐留期限を問う(議会で2011年末までとの議決をする)までになったという話と、ヒラリー・クリントン女史が新政権の国務長官を任されそうだと…