新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

本気モード

8月29日号のEuropeです。間違いなく目を引いたのは、トルコのエルドガン首相がクルド人との平和構築に向けて発したマジメなメッセージについて。キプロス問題と並んで、国際社会で彼の国が抱える大きな問題の一つについて、トルコ政府側からクルド語の解禁や…

東京は世界でトップクラスの。

8月29日号のEconomist.comには珍しくDaily chartの話題が出ています。「もう一つのBig Mac Index」ということで、オリジナルのIndexがビッグマックの価格を基準に各国の為替レートをはじき出す、というものだったのですが、こちらは平均的な労働者がビッグマ…

忘れない

8月29日号がネットで流れてます。夏休みモードのうすっぺらな本、ではなくなったみたいですが。先ずはLeadersです。Web版のサイトを飾る日本の総選挙の写真とは裏腹に、大企業の復権、アフリカでも始まった人口減少、バーナンキより他に適任者がいないFRB議…

財源は、ある!という話

8月22日号のEuropeには、一ヵ月後に迫ったドイツの総選挙についての話が載っています。 今のところ優勢が伝えられる与党キリスト教民主党と連立を組むFDP自由民主党の政策は、税制の抜本改革による財源確保だそうで、どこかの国の万年与党がお題目のように唱…

難しい話

8月22日号です。出張やら何やらで、ちょっと書き込みのタイミングが遅くなりました。 Leadersでも個別記事でも、日本の総選挙の話が出ていますが、The Economistは随分前から自民党の敗北を予言しています。もはや規定路線、と言うことだと思うのですが、そ…

日本はアジアの何だっけ

8月15日号のBriefingです。Asiaは、という言い方で米欧の鈍い経済回復とはまるで異なるV字回復を見せていることについての分析がなされています。いつもながら、というか残念ながら、言及されるのはフローの数字ばかりで、アジアが経済回復を成すに至ったイ…

十年一日、ではなく。

8月15日号です。「お盆休み」でしばらくぶりのアップです。Leadersにはアジア経済の急速な復活、アメリカ離れを加速させるブラジル、廃れる固定電話、ボーイングとエアバスの死闘、科学におけるガリレオの業績再評価などが載っていて面白いのですが、今日は…

正論

8月8日号です。Leadersでは、EU域内では今ひとつながら、世界的には輸出で不調のEUを牽引するドイツ経済について、次に犯罪暦のある人に対してあまりに厳しいアメリカの性犯罪取締りについて、さらに北海油田の枯渇というシナリオを抱えて方向性の見えないイ…

そんなに?

8月1日号のBusinessに、中国の吉利汽車(上海の自動車メーカー)の成長戦略についての報告が載っていまして、それをめぐる読者の投稿が興味深かったので。Webで見ただけなのですが、おそらく同社は純然と民間の会社だと思うのですが、それが現在9つの異なっ…

右だとか、左だとか

8月1日号のInternationalは1本だけでして、欧州を中心とした世界各国の「中道左派」勢力の現状についてでした。一言で言うと現状にはばらつきがある、大雑把にいって欧州では苦戦しているが、その他の国(たとえば南米)では必ずしもそうでない、という多面…

見かけほど悪くない

8月1日号、Middle East and Africaのトップは「見かけほど悲観的ではない」とのタイトルで、中東和平問題の直近事情を詳報しています。たしかに、二国(イスラエルとパレスチナ)の存在を認め合う方向について、双方の強硬派がこれまでの峻絶から多少なりと…

黄色かったり青かったり

8月1日号のUnited Statesですが、国民保険をめぐるオバマ政権の綱渡りな政権運営と、政権与党のなかで展開される熾烈な政策論争、そして民主党保守派(財政面から見た)とリベラル派の対立構造などについて。本来は民主党なら誰にでも投票するイエロードッグ…

期待値

8月1日号です。Leadersのトップは、オバマ大統領の支持率低下と国民保険および地球温暖化対策への政策的傾倒の関係について。伝統的な民主党の政策に、無党派層が疑問符を突きつけたのでは、との分析です。この流れに、やがてアフガンも連なるのでしょうか。…