新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

銃社会の絶望

4月21日号は、当然のように表紙とLeadersのトップでバージニア工科大学事件につながったアメリカ銃社会の全容について伝えています。面白いところは、つまるところそれが自由貿易の振興とほぼ全く関係がないためなのか、結論につながる政策的判断については何となく示唆するようなそうでないような表現にとどまっているところですね。当たり前ですが、一般社会には銃なんかないほうが良い、的な判断についても押し付けるようなトーンは全く感じられません。ただそれが、アメリカの政治家を金縛りにしている深刻な要素であることについては憂慮をしめしていますが。

今週も、特集記事がなく一寸薄いです。最近忙しくて読み流すような日々が続いているため、少しゆっくり時間を取って読んでみたいと思っています。