新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

愛に時間を

6月14日号ですが、折悪しく引っ越しが重なってしまい、先週に続いてあまりしっかり読めそうにありません。
つまみ食いの第一弾としてAsiaから日本に関する記事を一つ。

福田康夫のみすぼらしい(または時間のない)一瞬」というタイトルの記事は、開き直りが功を奏したのか、野党の不調に助けられたのか、前向き姿勢が目立つ福田首相についてです。通常国会の会期もいよいよ終わりに近づいていて、内閣支持率や地方選挙の勝敗など、いつ政局になってもおかしくない状況で、かつ支持率は歴代政権の中でも小泉・安部よりずっと下で、でも内閣は倒れない。福田首相はむしろやる気になっている。道路族との対立、野党との調整による妥協、環境問題への傾斜その他。冷静に支持率を考えればおかしな話です、どれもこれも。その分、前向きさが一層謎を呼ぶものに思えたり。The Economistは「途上国で成功した長期政権というとどれも5年以上の長期化を経験しているが、日本のそれは月単位らしい」と締めくくっています。

http://www.economist.com/world/asia/displaystory.cfm?story_id=11554227

で、明日以降ちょっと記事が飛び飛びになる惧れがあります。どうもすみません(と、あらかじめお詫び)。