新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

エネルギー事情あれこれ

6月21日号、特集記事はエネルギー問題なのですが、一読して思ったのはThe Economistもずいぶんと環境保全に積極的な発言をするようになったなあと言うことです。いや、欧州の現状をみるに、いかなる保守系メディアと言えども環境問題に何らかの疑問符をつけるような議論は全くもって相手にされない状況なだけに、もしかしてThe Economistは経済最優先の論陣を張ったりはしないかと、氏素性のよからぬ期待をひそかに抱いたりもしたのですが、そんなことはありませんでした。

http://www.economist.com/specialreports/displayStory.cfm?story_id=11565685

ようやっと日本も頑迷固陋なる大企業の集う経済界を説き伏せ、炭素取引が議論されつつある状況ですが、つい半年ほど前に経団連の担当者と酒の上で議論になりかけた(排出権取引は害が多いとのご意見でしたか)のが嘘みたい。

何せ時間がなくて、ここ最近ちょっと手抜きです。願わくば、休みが定期的に取れてThe Economistをじっくりと読めますことを。