新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

奇術師よりはまだ

12月18日号のUnited Statesには、政策決定を巡るさまざまな圧力に待ったなしの状態が続くオバマ政権の現状を、ハリー・フーディニが実演して見せた数々の短時間脱出芸になぞらえた論評が出ています。曰く政治家、しかも大統領が直接担当するべきものかどうか、との視点に保留条件を付けたうえで「やっぱりタモリには任せられない」との自己否定が働いている分、落とし所は見えていたのかも知れませんが、だとしたらもう少し明朗会計のほうがありがたかったかな。