新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

本気でダメかも

7月30日号のAsiaには、中国の高速鉄道事故やインドとバングラデシュの関係など、活発なコメントがなされる記事が載っていますが、その中で唯一火曜日までに読者コメントが付いていない記事がありまして、それは何かと言うと「希望が持てない日本の政治(Japan's hopeless politics)」という、菅政権の現状についての報告記事です。

皮肉なのは、外電を伝える日本のビジネスマン向けのメルマガあたりではこの記事のランキングは結構高く(つまり日本人が日本語訳で読んでいるということ)、原文では「見向きもされていない」記事なのに、という感じがします。

記事の内容は、それこそ週刊誌の中づり広告そのままで、The Economistの鋭さも斬新さもないのですが、百歩譲って何か今の日本につけるクスリがあったとしても、それをThe Economistが提案したとしても、読者コメントがそれで盛り上がったかと言えばそれは違うような気がしています。