好調なのは
ネットでは9月21日号が流れています。
Leadersで目を引くのは、世界10大企業(株式価値ベース)のうち9社をアメリカ企業が占めるに至ったことに関する論評ですかね。これまでかつては日本、そして近年では中国や新興国の国策企業が幅を利かせていたランキングに明らかな変化が見えていることについて歓迎する論調の記事です。
ま、確かに株価時価総額ではアップル・エクソン・グーグル・バークシャーハサウェイ(かのウォーレン・バフェット氏の投資会社)など、新旧とりまぜたアメリカの大手企業が上位にその名を連ねるわけですが、さらにその下もマイクロソフト、ジョンソン&ジョンソン、ウォルマート、GE、シェブロンと来て、ようやく10位にペトロチャイナという順番なので、アメリカ復活を強く印象付ける出来事なのかもしれません。
ちなみに元ネタ(ブルームバーグ)を見ると、日本勢はようやくトヨタが16位にランクインしています。http://www.180.co.jp/world_etf_adr/adr/ranking.htm
株式市場が好調で、取引材料としてアメリカ株が人気ということもよくわかります。で、肝心のアメリカ経済はというと、失業率改善の動きは弱いままなわけで。
大企業栄えて国民枯る、みたいな感じですかね。そうはなりたくないものですが。