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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

たまの話

The Econnomist 7月4日号のObituaryには、和歌山電鉄貴志駅の名物猫だった「たま」の死と、彼女の生い立ちや人生ならぬ猫生についての詳しい記事が出ています。なんでも母親の「ミーコ」が駅の向かいにある雑貨屋のマスコット猫で、お店の方が招き猫だと言って大事にしていたのだそうで。そんなようなご縁からか、その娘だった「たま」が、窮地に陥った和歌山電鉄の駅舎管理をすることになった雑貨屋のご主人に続いて駅長に任命された、のだそうです。

その後の貢献もあって、「たま」はスーパー駅長から最後には同社で女性初の副社長にまで出世したのだそうですが、観光客の増加によって駅舎も猫型、電車の塗装も猫の顔と、享年16歳で亡くなるまで招き猫の本領を遺憾なく発揮したということです。

通常Obituaryは、いわゆる有名人の死を悼んだ記事が多いのですが、見事に和歌山電鉄の経営立て直しに貢献したとはいえ、猫の「たま」が載るとは思いませんでした。日本人でも稀にこの記事に載る人がいますが、記憶に残る限りで言うと、ソニー盛田昭夫さんなんかが載っていたことを覚えています。