新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

災害からの復旧・復興、もう一つの事例

電子版からのアクセスですが、ハリケーン・カトリーナの災害から10年、ニューオーリンズが見事な復興を遂げたように見えることについての記事があります。それによると、白人層は持ち前の起業家精神を発揮したり、ニューオーリンズ出身者の里帰り復興支援などが奏功して成果を挙げているようですが、黒人層は災害前の住宅に関する保険査定額が低い(特定地区にあるため)などの影響で、復興の恩恵を十分に受けられていないのだとか。

どんな環境に置かれても、結局そこで発揮されるのはその人たちの強みであり弱みである、ということでしょうかね。だとしたら、その結果はまぎれもなくその人たちの鏡である、と言えるのかもしれません。