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新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ベンチャービジネスの起源は、と言う話

明けましておめでとうございます。新年最初の投稿は、1月2日号のfinance and economicsから、Fin-techと題したクジラ取りのオハナシについて。

何でクジラ取りがFin-techかというと、ご賢察のとおりFin(ヒレ)にひっかけたタイトルなのですが、実態的にもアメリカの商業捕鯨は多大なリスクを取りつつ大きな収益を上げたと言う点において、人類史上初の近代的ベンチャービジネスだった、と言う読み解きですね。

無論過去にもリスクを取って儲けた人は居たわけですが、外部の出資に対して船長(経営者)が全責任を取る現場主導の操業で大きなリターンを返し続けた(最大で60%、平均で14%と言う数字が出ています)というその経営形態が、現在のベンチャービジネスに通じるものがあるということのようで。1830年には6つの州で株式発行による投資受付が解禁されていたとのこと。

歴史を学ぶと、近代的株式会社の始まりはオランダとイギリスの東インド会社、と習うのがお決まりですが、これらの会社には強力な政府保証が付いていたことなどを考えると、クジラ取りはあきらかに質の異なるビジネスだったと言うことのようで。

それでは本年も、どうぞよろしくお願いします。