新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

2006-01-01から1年間の記事一覧

傭兵

米中間選挙も、上下両院で共和党が負けるという、ある意味で世間の予想どおりの結果に終わろうとしています。選挙後のアメリカは、民主党候補者が訴え、有権者がそれを望むようなイラク戦争の終結へ向けた動きが見えるのでしょうか。早速ラムズフェルド国防…

中間選挙の後に来るもの

11月4日号は、さまざまな切り口から米中間選挙についての分析を加えています。Special Reportで書かれている具体的な分析内容について書こうかとおもったのですが、良く考えると今日が投票日なので、特に通商政策について自由貿易の旗振り役を自認するThe Ec…

アメリカ中間選挙

11月4日号はLeader(巻頭記事)とSpecial ReportそしてUnited Statesの3つのページを割いてアメリカ中間選挙について述べています。今日はそのうち、Leaderの「ハゲタカ、集まる(Vultures gather)について。 ハゲタカファンド、とかいう場合のハゲタカ(Vul…

ホモの生物学

10月28日号はScience and Technologyのページで、人間だけではなく動物にも見られる同性愛の「なぜ」について紹介しています。The Economist誌は、読み方によってはアングロサクソンによる政治的宣伝(特に国際政治に関する意見の数々には要注意)と見なせな…

ニンテンドー

10月28日号はBusinessのページで任天堂とその市場拡大戦略について詳しく取り上げています、Wiiリモコンを高く掲げる岩田社長の写真とともに。DSで開拓した新ユーザーへの更なる訴求を目指して開発されたWiiへの期待を行間ににじませつつ、記事は「縮小しつ…

アフリカと中国

10月28日号では、イギリスのお隣・フランスの特集記事があって、かなり詳細にフランスの抱える失業問題・教育問題・移民問題その他を分析しています。フランスに知見のある人や、ヨーロッパ人同士のものの見方の違いを分析することに興味のある人には面白い…

アメリカ大統領が黒人になる日

10月28日号は、フランスの特集とイラク問題でいよいよ撤退議論が強まってきたことについての記事(しかしながら依然としてThe Economist誌は米軍のイラク駐留を支持する論調ですが)が大きなウェイトを占めるのですが、面白いと思ったのは、Lexingtonという…

世界一のお年寄りが亡くなった、という話について

10月21日号のObituaryは、キューバの推定年齢120歳のご老人が亡くなられたという話でした。各国各界の著名人が亡くなったことに触れる記事ですが、推定年齢世界最長寿ともなると、市井の人でもEconomistに載るんだなあというのが第一印象でした(中学生みた…