新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

いよいよ。

11月1日号です。ついに米大統領選直前のこのタイミングになって、The Economistもオバマ支持との旗色を鮮明にしました。もっとも、民主党候補者選びの段階で対ヒラリーに苦戦していた段階からオバマのことを持ちあげていましたので、ある意味で一貫性のある候補者支持と言えるものだと思います。長年共和党の味方だった同誌からみても、オバマの唱える「変革」は意味があると捉えられているようですが、さすがに玄人向けの本だけあって、最近の評価軸はむしろ経済面の政策でマケインより現実味があり、外交面でも決して劣らないという実務重視のものに移ってきていますね。いよいよ、今夜です。明日昼すぎには大勢が決するものと見られていますが、The Economistの行った全世界向けの投票では圧倒的にオバマ支持が多かったとか。21世紀初頭、アメリカ初の黒人大統領誕生となれば、今夜はまさに歴史が大きく動く一瞬です。