新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

期待するもの

4月6日号のBusinessには、アベノミクスへの期待をにじませた記事があります。常日頃のThe Economistにありがちな、疑い深い辛口の批判はほとんどなく、日本の経済人に対するインタビューを軸に、期待感を強く打ち出すものになっています。「やるときはやる」そんなトーンで経済が再活性化されればよいのですが。で、隣の記事はホリエモンの釈放やオリンパス事件の回想など、企業統治に関する疑問も匂わせた内容になっておりまして、全体で見ればなるほどThe Economistらしい取り上げ方なのかな、と思わされます。安倍さんも、ホリエモンも、一回失敗してますからね。それを貴重な経験と呼べるような進化の実証を期待したいと思います。