新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

世界が心配する日本の人口

7月28日号の表紙は泣きそうな顔の日本人の幼児です。Leadersのトップ、そしてBriefingのページでも、日本の人口減少について詳しく報告してくれています。日本のニュース解説等で、私たちにはお馴染みの問題ですが、改めて英語で数字などを読むと、状況の深刻さが伝わってきます(でも、日本の子供は1/3しか幼稚園に行かない、というくだりはどう見ても間違っていそうに見えますけど)。夏休み前で、株も安定してるし大きな動乱もないし、こんなときでもないと載せられないバッファ記事、というと怒られるかもしれませんが、どうせこれだけのページを使って書くなら何か「へえ」と思えるような解決のヒントでも書いて欲しかった、と思うのが正直なところです。

私が思うのは、保育サービス、育児サービスをもっと儲かる事業にすれば、間違いなく女性の社会進出を促す効果があるはず、と言うくらいです。派遣の仕事にベビーシッターがないのは何故?それを会社が補助してくれる仕組みはどうしてできないの?等々。

ま、The Economistに心配してもらえるくらい、日本の人口問題も重要案件になったということで。