新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ひさしぶりに、また

ネットでは6月11日号が流れていますが、Leadersに一つ、そして最初のBriefingも日本についての記事です。震災後の政治混乱(Leaders)と対照的に復旧復興に向けた地道な努力(Briefing)が続けられていることの詳報なのですが、記事の中には当然のように大連立を非難する考え方や(二人の酔っ払いが支えあうに似ている、との酷評)、道州制など地方の集大成を重んじる構造改革の必要性、そして今がその好機であることについての分析がなされています。

歴史上始まっておそらく初めての話として、国土交通省と農水省が土地の使われ方について柔軟な見直しをすることで原則一致した、などという日本のニュースでは埋もれてしまいがちな大事な話にスポットライトが当たっています。

震災後3カ月、このところやや日本に関しての記事が減っていましたが、今週はドンと出た、という感じですかね。