新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ユーロが崩壊する日?

ネットでは8月11日号が流れています。
Leadersですが、ユーロ危機に伴い真実味を持ってささやかれるその解体とドイツ・メルケル首相の選択について、北朝鮮に覗える変化の兆しについて、コンピュータを使った高頻度株取引とその弊害について、中国の年金制度とその将来について、英国政府内部の軋轢についてという内容です。

2番目の北朝鮮についての記事を読むと、The Economist的には、やや希望的な観測もあるようです。日本で暮らしていると、果して北朝鮮の変化が歓迎できるものなのかどうか、何だか今ひとつ良く分からないところはありますが。

それよりも、オリンピックが続く中で国内の政局や消費税増税法案の話が隅に追いやられる中、ユーロ解体とのシナリオが真実味を増していることや、超長期の話ではあるものの、中国の年金制度が急速に進む高齢化により運営が厳しくなってくる等のニュースにはしっかりと目を向けておきたいものだと思います。夜更かし・早起きが続く夏休みシーズンも、世界は休むことなく動いています、ということで。