新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

安いだけじゃなく

6月1日号のUnited Statesには、一時期「原子力ルネッサンス」とまで言われたアメリカの新規原発建設計画が、軒並みスローダウンしている状況についての記事があります。計画が具体化した24か所の原発のうち、実際に稼働する見込みの発電機は3基のみという状況だそうです。

主な理由はシェールガスの潤沢な供給で安定的なエネルギー供給ができるようになったこと、でしょうけれど、The Economistも触れている通り、フクシマの事故や原子力エネルギーそのものが持つリスクへの疑問が大きなブレーキになっていることも否めないと思います。

エネルギーについて、代替的な選択肢を持たない日本は高い石油とガスを使い続け、高いコストを支払うことを余儀なくされるのでしょうか。それとも。