壁が出来たなら
The Economist2月4日号のBriefingには、アメリカのトランプ大統領との関係について、そのスタンスを決めかねる各国首脳の悩みを捉えた記事が出ています。イギリスではメイ首相がトランプ大統領との交渉に臨むことへの異論もあるのだとか。わが日本の安倍首相は大統領専用機に乗ってフロリダでゴルフだそうですが、見る人が見れば旗幟鮮明な対応を取っていることの意味を、しっかりと理解していることを期待したいと思います。
ときに、メキシコ国境の壁ですが、障壁が大きくなれば密輸業者が得をする、壁ができればトンネルが掘られる、というのがThe Economistの見方です。それでも壁は立つのか、そして「だから言ったこっちゃない」という予定稿がメディアを賑わすだけの話になるのか、まだ2週間ちょっとしか経っていないのですが、やれやれ、という感じですかね。