新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

急速な

ネットでは10月29日号が流れているThe Economistですが、肝心かなめの米大統領選に関する記事で注目すべきものはほとんどなく、かろうじて電子版のほうにキャンペーンを急激に縮小しつつあると言われる共和党・トランプ候補の動静が伝えられています。

流石にまだ選挙が終わったわけではないので、あちこちで選挙運動自体は続けられており、「ヒラリーだけは嫌だ」あるいは「何としてもトランプを大統領に」という声が消えたわけではない中、トランプ氏は自身の選挙運動よりも、不動産ビジネスに関わるイベントの方に姿を見せたりしているのだそうです。

www.economist.com

縮小するキャンペーン。The Economistが使ったのはそんな言い方で、選挙戦最終盤に来てギブアップしたかのような印象を禁じ得ないものですが、本当にこのまま選挙本番へとなだれ込むのでしょうか。クリントン候補が本当に地滑り的な勝利を手にするのか、それともアメリカが求心力を失う方向へと漂流してゆくのか、そのあたりをしっかりと見極めたいと思います。