新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

身につけるもの

6月26日号のScience and technologyには一寸面白い記事があって、それはアメリカのノースカロライナ大学チャペルヒル校で実験された話だそうですが、ブランド物のホンモノを身につけている人は、ニセモノを身につけている人よりウソをつく比率がぐっと低くなるという話。

参加者にホンモノだ、といってブランド物のメガネをかけさせて実施したテストの点数についての自己申告(匿名であるかのように設定)は、ニセモノ組にくらべて正直に申告する人が圧倒的に多かったのだそうです。

読めばなるほどそうかもね、と思わせられる話ではありますが、実生活への応用も利きそうなところがミソでしょうか。個人ではなく、国の経済にも似たような話が潜んでいそうで、一寸頭の隅に残りそうな記事でした。