思い通りにならないと言うことは

7月17日号のAsiaでも、Leadersに続いて日本の参院選とその結果に関する論評が出ています。議席数では大きく負けた民主党ですが、特に都市部の得票率で見れば必ずしも大きく負けたわけではないこと、世論調査によると有権者は消費税議論を必ずしも回避・忌避しようとしているわけではないことなど、今回の結果は必ずしも「消費税を上げると言ったから負けた」とは言えないことなどについて、まあ日本のメディアが言ってることとあまり大差ないのですが、網羅的に触れています。

プロセスがどうだったにせよ、参院で過半数に達しなかったことにより、「どれだけ長く政権に固執しようとも」議席数の持つ力により与党はほとんど統治する機会を失ってしまった、との結論は正論だと思います。そう遠くないうちに衆院選が行われると見るのが正解ではないでしょうか。

案の定、はとぽっぽが引退撤回するとの報道がネットを賑わしているようです。