新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

It’s a small world?

9月29日号を読み進めています。世界のトピックを読み終えたところでざっと振り返ると、好調なカナダ経済、アメリカに引っ張られるメキシコ経済、自分が作った刑務所に入るかフジモリ元ペルー大統領、油田開発の話が進むギアナ、ヒズボラへの不信感を抱きながらもイスラエルへの距離をとりながら大統領選挙へと向かうレバノン、ユダヤ人入植地を「買った」基金の土地所有権問題、エチオピアの元独裁者にかかる虐殺の嫌疑、国際社会におけるジンバブエへの圧力に対する周辺諸国のジンバブエ支持、アフリカで、島嶼国や港のある国ほど高い一人あたりGDP、ナイジェリアの石油産業改革、親欧米派に勢いのあるウクライナの総選挙、どっちつかずのフランス新政府予算、日常のイスラム化が顕著なトルコ、等々。

スイスをはじめとするヨーロッパのチーズ産業が新興需要国(中国は期待の星)などへの高級品輸出路線に活路を見出しつつある、という記事は日本の農業を彷彿とさせますね。イギリス国教会ではアメリカの信者が抱える同性愛婚への全否定をするかどうかとのせめぎあい、との報には「イギリス国教会って、イギリスにあるだけではなかったんだ」と、中学生のような感想を持ってみたり(一応国際的な仕事をしているつもりなのですが、世の中知らないことがとても多いです、ホント)。

少し忙しいので、流し読みだけになっていますが、Internationalのページの地球温暖化に関する報告は興味深そうです。それにしても今年の東京は遅くまで暑かった。関西はまだ暑そうですね。