新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

人類の進化と人間の行動

10月13日のScience and technologyで見たコラムは面白かったです。おじさんの行くナイトクラブのサブカルチャーについての科学的分析、ということだそうで。小難しい話に見えるのはThe Economist一流のシャレだと思うのですが、かいつまんで言うと以下のような話です。

曰く、動物はメスの発情期(体色の変化や香りなど)をさまざまな方法で知ることが出来、オスとの交尾がなされるのに人間はそうじゃない、簡単にメス(失礼、女性)の発情期を知ることはできないようになっている。でももしかするとそれなりのサインがあって、やはり男性が反応しているのではないか、という仮設を実証するために、ナイトクラブの踊り子さんが稼ぐドル紙幣(パンティやブラなど衣装の紐に差し込む、アレです)を数えたんだそうです(これも科学的検証?)。そうすると、生理中またはピルによる避妊をしている踊り子さんにくらべて、整理でもなく避妊もしていない踊り子さんは2倍くらいの稼ぎがあるんだそうですね。その分踊りがセクシーで(体色の変化と同じ?)、オス(失礼、男性)が反応しやすいってことですかしら。

ちなみに、The Economistの読者はこの手のサブカルチャーには詳しくないだろう、という余計なお世話が書いてありますが、たとえば私は立派に読者のつもりです。