新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

迷路の果てに

2月2日号です。記事の前に、The world this weekのマンガが、アフガニスタンの形をした巨大迷路の中を走る西側の戦車、その台詞が「6年やって、パターンが判ってきたぞ!」というものでした。ブラックですね。

さてLeadersです。まずはイラン核問題への対応の足並みが乱れている国際社会について、インドネシア・スハルト元大統領の死去、国際金融機関の進まない体質強化、マケイン氏一歩リードの共和党、パレスチナ問題とハマス、イタリア中道政権の崩壊とベルルスコーニ返り咲きのシナリオ、Briefingがイラン核問題に関する詳報、となっています。

どうにも核拡散防止条約にあちこち穴が開いてきたためか、イラン問題への毅然とした対応は簡単ではないようです。腰砕け、と見透かされるのもそのためではないかと思われます。

あと、記事ではないのですがお知らせで、3月5日にホテルオークラでBusiness Roundtable with the Government of Japanと銘打って、Economist Intellegence Unit主催の会議があるそうです。八代尚弘さん以下そうそうたるメンバーの名前がありますが、当然有料で、しかもバカ高いんじゃないかなあ、などと考えてしまいます。機会があったら行ってみたい、参加してみたい会議、ですねこれは。