新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ネットでつながる中国

2月2日号のBusinessです。先ずは中国のネット事情について。ネット人口の若いこと、政治批判は厳しくチェックされるが海賊版はなぜかそうでもないこと、従って海賊版は横行、世界標準のゲームコンソール(Wiiなど)は海賊版を恐れてなかなか出てゆけないことに対して、フリーソフトによるネットゲームが盛んだとか。なにせ国内だけでとんでもない数のユーザーを抱えており、コトバの問題もあるためか、ワールドワイドウェブというより中国ワイドに広まっている、と言う話。続いて米空軍の空中給油機を巡るボーイング対ノースロップグラマン・EADS連合の受注争いについて。後者はEADSの子会社であるエアバス社の飛行機を使った給油機を提案。ことはアメリカの国防に関するので、注目度は高くなります。アメリカでの雇用創出と、飛行機の性能と(当然政治も絡むかな)。あとはキャドバリーがガーナでカカオを生産する農家に教育支援を行って資源確保に繋げようとしている動き、南アで大規模停電が発生し経済が影響をこうむっている話、Face valueは若手投資家として台頭してきた次のバフェット、エディ・ランパート氏についてとなっています。