新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ごくろうさんな実験

クリスマスと言うことで(?)、今週は金曜日になっても新刊が出ません。相変わらず12月17日号の、Science and technologyあたりを暇つぶしに見ています。

面白かった記事で、なぜ人間は他のサルのように毛がないのか?という疑問に答える実験についての記事があったのですが、細かいとはいえ体毛は、虫などがついたとき鋭敏に反応するセンサーの役目をしているということ。保温や防御が目的の毛皮とは違っても、その薄い体毛には十分に役目があると言うことが証明された、というものなのですが。

記事によると、皮膚を剃った部分と剃らない部分にBedbug(辞書によると南京虫、またはトコジラミ)という虫を乗せて、感じるかどうかの実験を行ったらしいです。そうすると、毛のあるほうが圧倒的に感知する率が高かったとか。血を吸われないように、化学薬品で皮膚を覆ったうえでの実験ではあったらしいですが、なんともごくろうさんな実験です。

日本も今日から三連休、世の中はメリークリスマス!ということで私も少しお休みモードに。