新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

変革は穏健に?

ネットでは、1月14日号が流れています。

表紙は米共和党の大統領予備選トップを走るミット・ロムニー氏です。
Leadersのトップと、その他にもいくつか彼についての記事が載っています。ビジネスでもマサチューセッツ州知事としても実績は挙げていて、人格的評価も悪くないのですが、穏健派すなわち慎重派として重要な事案に関する態度を旗織鮮明にしないこと、またアメリカでは異端とされるモルモン教徒であること(アメリカ人の中ではキリスト教扱いしない人もいるそうです)など、果たしてオバマに勝てるのか?という疑問は実に大きなものがあるわけですが。

その他には、インドでITを使った個人識別サービスが導入されつつあること、イギリスで大企業経営者の収入が大きいことへの批判が高まっていること、自然災害への取り組みについて、またスコットランドで独立への住民投票が行われることについて、というような記事になっています。スコットランドの話はちょっと驚きでしたけど。