新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

そんなに重要な話?

5月5日号のLeadersを見ています。最初は、中国でアメリカ大使館に駆け込んだ盲目の人権活動家・陳光誠氏についての話。そもそもそんなに重要な話か?というのが読者コメントで支持を集めている発言ですが、何だか言ってることが一定しなかったり、どうして北京までこれて大使館に逃げ込めたのかなど、良く分からない話もあるのですが、どっちへ転んだところで何かが大きく影響を受けるような話ではないのでは?と思えてしまうところが、これらのコメントが支持を受ける背景ではないかと思います。

ウクライナの大統領がヨーロッパとの対話路線に乗ってこないこと、欧州の信用不安を解消するための景気刺激策を実効性あるものとするためにはドイツに多少のインフレを我慢してもらう必要があるのではという話、公的資金を使って救済された銀行にもまだまだ無駄が存在すると言う話(日本の銀行も含まれるのかな)、宇宙開発のあり方を根本から変えるかも知れない民間企業の参入可能性について、というようなラインナップです。ドイツの話は、何度か読んで、もうちょっとでしっくり判りそうな気配も感じるのですが、まだ今ひとつ十分に理解できた感じはしません。このあたり、英語以上に経済学の知識によるところが大きいかもしれません。もう少し、頑張って読んでみたいと思います。