新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

ビッグマックインデックス

1月20日号のThe Economitは、Finance and economicsに恒例のBig Mac Indexが載っていて、現在の通貨価値とのズレをわかりやすく示してくれています。それによると、先進国の中で通貨安になっているのは英国のポンドと日本円だそうで、ポンドは英国のEU離脱問題から、日本は異次元の量的緩和からそれぞれ安くなっていることが伺えます。ネットによると現在、単品では380円となっているビッグマックですが、円ドルレートが110円前後ということで、The Economistは3ドル43セントという評価です。仮に、380円がアメリカで売られている5.28ドルと同じ価値だとするならば、1ドルは72円くらいでないと合わないことになります。もしも1ドルが72円だったとすると、ガソリンなんかはだいぶ安くなるのではと思います。

昨年、アメリカに出張した時もホテルが高くて難儀したのですが、仮に1ドルが72円くらいになってくれるとしたら、だいぶ助かることになりますね。

とはいえしばらく量的緩和は続くでしょうから、円が市場にたくさん出ているとすれば円の価値は上がらないわけで、だとするとしばらく円安基調は続くのかなと。