新 The Economistを読むブログ

イギリスの週刊誌 The Economistを読んでひとこと

本当にできるの?

2月16日号です。
まずはLeadersですが、アメリカ民主党の大統領候補選びについて。大勢が雪崩をうってバラック・オバマ氏へとなびいている中、オバマ現象を見るのではなく、実際の大統領候補としての能力検証が必要だとの視点で、行政の長としての基礎固めには時間がかかるだろう、その間オバマ現象で盛り上がった民衆の期待は裏切られるだろう、その点共和党のマケイン候補はすでにその問題をクリアしている、との見方を示しつつ、そのギャップを少なくとどめるにも、彼に対するハードルは今こそ引き上げられるべきである、との結論を示しています。その他、アメリカには頼れない世界経済の減速、進む行政の電子化、イギリス国教会と政府の関係、アメリカ航空業界の再編についてなど。

Lettersではいくつかの抗議文が目に止まりましたが、特にカトマンズの風俗産業が外国人向けに盛んになっている、との報告に対してネパール観光省からの「観光促進は全方位的になされているもので、セックス産業だけを取り上げているわけではない。その意味でこの記事は誤解である。」との意見が掲載されていました。

Online記事はパキスタンの総選挙について。Briefingでは中国のインフラ開発の記事が詳報されています。